電気の自給自活支援の取り組みについて

電力会社から供給される電源とはつながっていない、独立型の太陽光発電による簡易設備(小さな発電所)設置のお手伝いおよび、不定期で開催している座学会やワークショップを通じて、その基礎スキルを共有しています。

基本的な設備構成は、12V太陽光パネルから発電された直流電気を蓄電池へ蓄え、インバーターにより交流100V電気へ変換して直接、照明や電化製品へ供給するシンプルなものです。暮らしの電気の全てを賄うには相当量の設備容量が必要となりますが、電力会社から供給される電源と組み合わせながら、少しづつ自給自活の電源を拡大していくこともでき、楽しく上手にお使いいただくための支援を行います。

お日さま発電ならではの汎用性、優位性により不意な停電においてもお日さまの日差しがあればどこでも発電し、蓄電池に電気を蓄えることで電源を確保することができることから、災害時に備えたいとのご要望が増えています。もちろん、普段の暮らしにおいて、それぞれの設備容量に応じた電気の自給自活を楽しむことができ、節電意識も自然に身につきます。

映画上映会における、電源供給支援の様子です。簡易発電設備を通じてパソコンやプロジェクター、音響機器などへ電気の供給を行いました。このような支援においては、参加者への節電意識のアピールを目指しています。