ひっぽ復興発電所の取り組み

かつては森林や農地が地域の経済を担い、山里における暮らしの資源となっていました。時代の変化とともに手付かずの森林、耕作放棄地が増加し、その対策は地域の大きな課題となっています。

(命を育む)野菜やお米をつくっていたように、この土地で(暮らしを育む)電気をつくろう。エネルギー産業への挑戦。

「ひっぽ復興発電所」の取り組みは、筆甫地区内において管理が行き届かず、荒廃が進む農地や林地の活用策として始まりました。また、各発電所には発電時の電力供給が可能な外部電源が配置されており、防災支援としての一翼も担っています。

小さな太陽光発電所が地区内13か所に分散しており、その年間総発電量は地区内全世帯の年間電力消費量に並びます。また、発電による年間のCO2削減量(東北電力参考:CO2排出係数より算出)は、同面積の森林における吸収量(森林管理局参考:50年生の杉)との比較においては、30倍を超える低炭素化につながっています。

ひっぽ復興発電所1号

ひっぽ電力株式会社は「ひっぽ復興発電所1号」の建設がきっかけとなり、生まれた会社です。

廃校になった旧筆甫中学校の校庭跡地を活用し、地区内外の多くの皆様の応援資金によって建設されました。平成28年9月の稼働まで、一連の作業は地元住民の協力により行い、さらに地区内外の皆様の参加のもと「パネル設置イベント」を行い、完成を迎えました。

当発電所で発電された電気は全て「パルシステムでんき様」へ供給し、宮城県内では「生活協同組合あいコープみやぎ様」が取次ぎを行ない、再生可能エネルギー比率の高い電気がご家庭へ供給されています。

認定容量49.5kw 平成28年9月稼働


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ひっぽ復興発電所3号

筆甫地区全域において平成26年、福島第一原子力発電所の事故の影響によって放射能汚染された土壌の除去作業が行われました。

「ひっぽ復興発電所3号」は地区内中心部より除去された汚染土の仮置場建設によって埋め立てられた土地を活用して建設されています。

福島第一原子力発電所の事故を経験した私たちにとって、仮置場と隣接する「ひっぽ復興発電所3号」には特別な思いが込められています。

当発電所で発電された電気は全て「みんな電力様」へ供給されています。

認定容量48.6kw 平成30年5月稼働

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