オフグリッド実証の取り組み

電力会社の送電網とつながっていない独自の電力(オフグリッド)の活用、もしくはその実証を通じて電気のあり方を考え、また節電意識の向上を目指した取り組みを行っています。オフグリッドによる電源は不意な停電時はもちろん、非常時の電源としても使えるため、防災対策としての一翼も担うことができます。

弊社の事業所においては日常の業務で使用する主な電力を太陽光発電による自家消費電源で賄っています。基本的な構成は非常にシンプルで、太陽光パネルから発電された電力をチャージコントローラーへ入力し、蓄電池へ蓄電あるいは蓄電池からインバーターを介して12Vから100Vへ変換して各事務機器や家電、PCの充電や照明などで使用しています。

使用されている機器の消費電力は電源タップの表示を通じて「電気の見える化」を行い、職員の意識向上をはかっています。

社内の取り組みについてを見る

また、筆甫地区内の河川にて、「ピコ水力発電」の実証試験を行っています。

ごく少ない水量、水流で電気を作る「ピコ水力発電」。上流に設置された取水スクリーンを通じて導水し、落差50mほど、200m下流に設置された発電機器を通じて電力をつくっています。

PCS機器を介して最大1000Wの電力を取り出すことができます。